『窓越しセンチメンタル』

ビルの窓越しに見つめる景色が
青く色づいて憂鬱よ
切ない心にレモンの雫を
垂らしたように沁みるの

こんなに胸が苦しいのは
気圧のせいではないみたい
昨日の日記に書き留めてある
赤裸々な気持ち

ずっと忘れかけてた
ちょっと辛い初恋
急に頭から離れないの
きっともっと優しかった

とっくの昔にこの恋は
終わったはずよ
あなたは嘘つきな人
キライになって別れた

きっとも一度会えば
もっとうまくいくかな
きっとも一度会っても
もっとキライになるわ
ずっとちょっと泣きたかった

ビルの窓越しに見つめる景色が
青く色づいて憂鬱よ
ほっぺに伝った涙の雫が
少しこそばゆい
ほっぺに伝った涙の雫が
少しこそばゆい

彼氏になんて言えばいいか分からない
彼氏に会わせる顔がもうどこにもない
彼氏になんて言えばいいか分からない
彼氏に会わせる顔がもうどこにもない…